


葺き替え前の瓦屋根はこんな感じです。かなり色褪せてズレが見られたり、外見からはわかりませんが瓦本体の中身がスカスカになり、水を吸い込むスモリという状態になっていることがあります。

瓦をめくり、その下にある土も取り去って下地をむき出しにします。
「丁寧に、慎重に・・」
ご近所に迷惑をかけないよう、泥んこになって頑張ります。



下地板がむき出しになりました。腐っている場所がないか入念にチェックした後、葺き替え工事に入ります。


まずは下地工事です。長い年月を経て、既存の下地は波打っていることが多いため、45×45㎜の木や15×45㎜の木を使い、全体が平らになるように下地調整を行ないます。


きれいになった下地に断熱材を入れているところです。断熱効果に加え、水や湿気を寄せつけず、軽量なスタイロフォーム(※)という断熱材を敷き詰めていきます。

さらにその上からコンパネを張って、屋根を葺く準備が整いました。


硬い鋼板がベテラン職人の手にかかると、クイッ、クイッとあっという間に思い通りの形に。家ごとの雨水の流れと、それをどこにどう逃がすかを計算でき、それに合わせて水切りを作る腕が無ければ板金職人とは言えません。



水切りができると、カラーベストを葺きます。最近のカラーベストは色褪せしにくく雨音も静かで、色、デザインもバリエーション豊かなものが出回っています。